シックハウス問題を考える公開講座

 今年も、滋賀県と大津市が主催するシックハウス問題を考える公開講座に参加してきました。今回は今までのような一般的なシックハウス問題の話ではなく、現状を把握し、前を見据えた展望の見える話でした。

 講師の今井さんが看護師であること、また三重大学看護学の教授であること、そして以前シックハウス症候群を発症しておられること等から患者さんの相談活動、研究、これからの看護師の在り方等、多岐にわたって活動されている話をお聞きできました。

 その中で、「患者会にたくましくなってもらう計画」、これは目から鱗の話でした。また、病気を必要としない(病による課題を必要としない)人の心身を作れる看護師を養成する看護計画は現在実践中だそうで、明るい未来が見えそうでとても共感致しました。